良い仕事を生むには、まずその商品のファンになること
先日アパレル系案件のブランディング会議がありました。
何より良かったことは、こちらが提示したデザイン案に手がける職人が理解と共感を持ってくれたことです。
職人やクリエイター、カメラマン、プログラマなど、ある種の技術職に就く人たちに最高の仕事をしてもらうための近道は、手がけているモノ自体のファンとなってもらうことだと思います。
疑問を持ちながら作るモノと、理解共感しながら作るモノとでは、ごくわずかでもどこかで違いが出てきてしまいます。
イヤでもやるのがプロだろうと言う方もいるかもしれませんが、どんな一流のプロであっても「人」であり、良い仕事をするにはモチベーションが多少なりとも影響してきます。
また、優れたクリエイターにおいては常に客観的な目線を持っているため、彼らの理解共感は顧客にとっての理解共感に近くもあります。
そのため私たちは、扱う案件に対して、まずはクリエイターと共に理解共感できる部分を探していきます。