私の名刺にある肩書きはクリエイティブディレクター・ブランドマネージャーです。 以前、名刺を見たお客さんに「で、あなたは何をしてくれる人なの?」と聞かれました。 その時は、自身の役割や思いを言葉にして説明しましたが、それをきっかけにふと自分の仕事を考えました。 この会社はどんな存在になっていくべきなのだろうか…、と。

 

町のお医者さん

みなさんは病気や怪我の際に「何科に行けばいいのかな…」と迷った経験はありませんか?

私事ですが、少し前に、イオンが年末年始に行っていた「運試しだニャン!0円にしちゃいます抽選会」に当選しました。

対象店舗で期間中に買ったレシートを集め、合計5,000円以上のお買い上げレシートで抽選会に参加でき、50人に1人0円にしちゃいますという内容です。 合計10,000円以上(5,000円を二枚など)のレシートを持っている場合は、レシート全てをかけて一攫千金を狙うもよし、5,000円ごとに小分けにして複数回チャレンジしてもよいということでした。

お正月ともあり、かき集めたレシートはそこそこの金額があったので分けることもできましたが、新年最初の運試しとして一発勝負をしてみると…大吉と書かれていました。店員さんに「すごい!全部タダですよ!」と言われて一等賞だと気付きました。たかが抽選と思ってましたが、当たってみると嬉しいものです。 当選後、抽選会場から少し離れた店内のレジで合計金額が確認され、その金額分のイオンギフトカードを頂きました。

ここからが本題です。 この手の販売戦略は、以前、「00人にひとりタダ!戦略」という記事で触れておりますが、今回のキャンペーンの場合は、全体で見たときに何パーセント還元になるのでしょうか。

どんな会社にも創業の目的があります。

ほとんどの会社には理念があります。

多くの会社はビジョンを掲げます。

顧客から良く思われたい。信頼されたい。価値を感じてもらいたい。 会社のみならず、顧客をもって経済活動をしていれば皆、信頼を得るために日々働いています。

そう、あなたの会社・お店もブランディングをカジっているのです。 ただ、その活動がブランディングであるかの決定的な違いは

先日アパレル系案件のブランディング会議がありました。 何より良かったことは、こちらが提示したデザイン案に手がける職人が理解と共感を持ってくれたことです。

職人やクリエイター、カメラマン、プログラマなど、ある種の技術職に就く人たちに最高の仕事をしてもらうための近道は、手がけているモノ自体のファンとなってもらうことだと思います。

パッケージデザインを考えるときは、素材感に逃げてはだめ。 良いデザインがあって初めて素材感は生きてくる。(by REITEN.ICHI AD)

昔の常識、今は価値

投稿者: カテゴリー: つぶやき

「うちはずっとこれでやってきたから。」

お付き合いさせて頂いている、老舗の方の言葉でした。 お店の方にとっては創立当初からずっと続く常識だったそうです。 身内の方は気付かないかもしれませんが、外から見るとそれがものすごい価値に感じることもあります。

先日あるデザイナーさんに「妖怪とは、今で言うところのある種のデザインだ」と言われました。 クリエイティブな発想についていけるか…と思いましたが、話を聞いてみるとすごく理解できました。

「妖怪とは、人々の不安や思考が噂となって広がり、

「たとえリニューアル依頼だったとしても、必ずしも全てを変える必要はないし、良いところは残すべきだと思う。同じデザインを使い続けることの効果だって考えなければいけない。」by REITEN.ICHI AD

全くもってその通りです。

よくクライアントからこうお声がけ頂きます。

「デザインをリニューアルしたいんで、ご提案いただけますか?」 もちろん喜んでお話を聞かせて頂きますが、私たちはまず先に、

打ち合わせや企画書でついつい出てくる横文字や専門用語。使う側にしてみれば便利かもしれませんが、初めて聞く人にとっては外国語のようですよね。

資料や情報として記載する際は、簡潔に書くために必要とされますが(かえって勉強になったりもする)、コミュニケーションの場では必要最低限にとどめるべきかと思います。

もし我々と打ち合わせする機会があって、わからない用語を連発していたら遠慮なくお叱りください。

先日の、商品用化粧箱開発会議にて。

「箱って本当に必要なのかな?」(by REITEN.ICHI AD)

ちょっとしたことですが、なかなか言えないですよね。 何事においても、「あたりまえ」を疑うことは重要で、問題の本質や解決の糸口、新たな発想が

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