顧客の「目移りしちゃう」はNG。

投稿者: カテゴリー: マーケティング オン 2014/04/25

前回、『「きっかけ」と「一貫性」の関係。』で、名物・看板商品を設定する例をご紹介しました。

人は大量の選択肢から選び出すことが苦手と言われています。(もちろん全ての人にあてはまるわけではありませんが)

「圧倒的な品揃え」は、来店きっかけを作るために非常に強い効力を発揮します。しかし、いざ来店すると「何を選んだら良いかわからない」状態に陥ります。
そのため、売れているお店では様々な工夫がされています。
「店長おすすめ」や「売れ筋ランキング」、商品棚のすぐ横に吹き出しのように貼られている「POP広告」、店頭ポスター、小型モニター、店員の声がけ、店舗や売場の特設コーナーなどなど。

まず一つ手に取らせて、顧客を買い物モードにさせることを非常に強く意識しています。
そこで重要になってくるのは、ただ目立つスペースを作るだけではなく、店内の回遊ストーリーをきちんと描くことです。もし、来客は多いけど購買率が低い、客単価をもっと上げたいという悩みを抱えている場合は、お店のコンセプトをもとに、立地、客層、商品群、プレゼンテーションツールなど、各々を総合的に意識したお店作りが必要となってきます。

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